こんにちは。体癖はじめの一歩、講師の吉沢です。
「体癖こぼれ話」と題しまして、その時々の気づきをお話していきたいと思います。よろしければお付き合いください。
先日の講座では、アドラー心理学でも用いられる瞑想を中心にお話ししました。
瞑想のやり方には色々ありますが、基本的には「身口意を一致させる」ということです。
仏教への信心がなくとも瞑想のメリットが世間で語られるようになり、ハードルは下がっています。
そして、宗教への信心があろうとなかろうと、瞑想をとりいれ、「今ここ」に生きることで、自分の能力を上げることができるという効果が知られてきました。
『信心があろうとなかろうと』というのは、信じるという意味では、差はないということです。目に見えないものを強固に信じないのもその人の信仰です。
さて、「今ここ」という感覚を持ち続けることを『瞑想的に生きる』と言い換えることができます。
真言を唱えることに、実は深い意味があるのですが、「真言」をただ「唱える」、それだけでもお勧めできます。
身口意の一致というのは単純が故に難しいのです。一致とは、神仏の身口意との一致のことです。
また、瞑想によって得られた感覚は、他人と共有することはできません。
ですが、自分が変化した事実は必ず他へ影響を及ぼします。
言葉で影響を与え、あるいは受ける、それができるのは、自分が相手の言葉を『なるほどな』と聴ける人だけです。
まず自分が充足していくことをやってみると、「今ここ」の感覚に行き着くのです。
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