こんにちは。体癖はじめの一歩、講師の吉沢です。
「体癖こぼれ話」と題しまして、その時々の気づきをお話していきたいと思います。よろしければお付き合いください。
人は目的に向かって行動しています。この点を押さえられるだけで、相当生きやすくなるはずです。
例えば、自分が何かを達成したいときも、誰かの態度が気になるときも、目的論の文脈で読み解くことで達成したいことが定まったり、今までなら落ち込むようなことも気に病まなくていいとわかったり、相手を思い通りにしたい自分に気付くことができるからです。
「こうなりたい」「こうしたい」という自分の目的がなかなか達成できないときは、大抵当初の目的を達成するために必要だと思った手段が目的にすり変わっているので注意が必要です。手段と目的の違いは、自分に正直になると区別できるようになります。
アドラー心理学を知らなくても、どの道を生きていても研鑽を積むような人物は、一度は自我の嘘に直面することになります。自我はとても頭がよく、ある意味自分を守ってくれますから無理に引きはがす必要はないのですが、己の欺瞞に気付いているのも自分ですから、その欺瞞にすら正直になることで重い鎧を降ろすことができます。それは、存外簡単に自分を強くしてくれます。
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