こんにちは。体癖はじめの一歩、講師の吉沢です。
「体癖こぼれ話」と題しまして、その時々の気づきをお話していきたいと思います。よろしければお付き合いください。
この世界に生まれたとき、ただ、生まれ出で、その生誕を喜ばれました。生存したことだけで周りを幸せにしたのです。
誰かが生きるというのは、ただそこにいるだけで素晴らしいことです。
私達は感情を恣意的に使います。いかなるときもその目的のために使うのです。
楽しいとか嬉しいといったものではなく、怒りという陰性感情を率直に表現するのはその人が子供っぽい状態にあるときです。いつも怒っているとか、不安を感じているとかいった陰性感情があるのは、他人と自分は競争関係にあると思っているためです。その人のパーソナリティは不健康な状態にあるといえます。
健康的なパーソナリティであれば、そもそも陰性感情が出て来ないのだということを、心理学を学ぶ我々はもう少し素直に受け止めてもいいように思います。
深刻になる必要はありませんが、しかと受け取って、他人には明るく渡す、ということです。
そして、以前よりも陰性感情に気づくのが早くなったとか、切り替えることができるようになったというのは、健康的になってきたということです。
健康的なパーソナリティであれば、
世界や他人と自分とは協力関係にあって、世界も他人も信頼できるとわかってくる(信じる)に従って、感情を使用する必要が無くなるので、わざわざ怒りや不安について考えなくてもよくなります。
もっと別のやり方で世界と繋がります。
我々はそこに存在するだけで素晴らしいのだと、自分にも他人にも感じられるようになってくるとき、自分はいつも一人ではなく、他の生命と共に生きているという感覚を持てるようになります。
それこそが自分は共同体の一部であるという共同体感覚の萌芽です。
あたたかくて緩やかで許された世界はとても居心地の良いものです。
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